• スマートエネルギーWEEK 【春】 視察:業界の動向

    2024年3月3日

    2月28日から3月1日に東京ビッグサイトで開催されたEXPO、スマートエネルギーWEEK 【春】 に行ってきました。Panasonicやnichiconをはじめとする世界各国のメーカーが集まり、業界をリードする最先端の製品、技術、知識に直接触れ合い、今後の業界の動向を考える最高の場となりました。

    その中でも今回の展示会で特に盛り上がりを見せていたのが蓄電池とEV(電気自動車)です。

    蓄電池は、FIT(固定価格買取制度)終了後の電力や災害対策に関する意識の高まりから注目されています。蓄電池には様々な種類があり、住宅や工場等に設置されている馴染みのある定置型蓄電池、持ち運びができ家庭のコンセントを利用して充電することが出来るポータブル蓄電池、そして電力を安定供給をするために送電網に直接繋いである系統用蓄電池です。特に3つ目の系統用蓄電池は、世界で大注目されており、日本でもこれから急成長していくと見込まれています。ますます蓄電池の市場の可能性を感じました。

    EVに関しては、日本は2035年には新車販売でガソリン車を0にするということで関心が高まっています。EVは移動手段としての車でもあり、電力を蓄えておくことのできる電池にもなります。そして、太陽光で発電した電力をEVに充電し、お家への電力供給もできるようにしてくれるのがV2H (Vehicle to Home)です。このV2Hが進化してきており、太陽光発電・蓄電池・EVのスムーズな連携ができるものも登場し、エネルギーを無駄なく循環できるようになりました。これにより、今後ほぼ間違いなく来ると言われているEVの時代がだいぶ現実的になってきた予感がします。

    今回のEXPO視察で蓄電池やEV、そしてその周辺の技術の革新を感じると共に、この業界の需要は今後ますます増えていくと確信しました。

    日本では2050年のカーボンニュートラルを目指していますが、私たちSGEも太陽光・蓄電池事業を通じて、再生可能エネルギーの普及拡大に尽力いたします。そして、住み心地が良く、災害にも負けない地域作りにも、より一層貢献していきたいと思います。