• 停電中も安心:電気が使える太陽光パネルの機能

    2024年12月3日

    実は太陽光パネルには、
    停電の時でも電気を使える便利な機能が備わっています。
    この機能を「自立運転機能」と呼びます。
    今回はこちらの「自立運転機能」の使い方について詳しくご紹介いたします。

    停電に備えて前もって準備すること

    1、専用のコンセントの場所を確認する

    屋外用パワーコンディショナの場合

    屋内用パワーコンディショナの場合 (下は横側にコンセントあり)

    2、説明書を読んで使い方を確認する

    停電になったらすること

    1、主電源ブレーカーOFF:
    まず、主電源ブレーカーをオフにし、お家全体の電気を止めます。

    2、太陽光発電ブレーカーOFF:
    太陽光発電システム専用のブレーカーもオフにし、外部への電気の流れを止めます。

    3、自立運転モードへ切り替え:
    パワーコンディショナ(パワコン)などの機器で、自立運転モードへの切り替え操作を行います。

    4、自立運転用コンセントへ接続:
    自立運転モードにした後、専用のコンセントに電気製品を繋ぎます。


    電気が戻ってきたらすること

    1、自立運転モードを元に戻す

    2、主電源ブレーカーをオンにする

    3、太陽光発電ブレーカーをオンにする

    この「自立運転機能」は、いざという時の強い味方です。
    停電時でも電気を使い続けるためにも、前もって使い方を確認しておきましょう。


    注意点

    ・天気によって使える電気の量が変わります。晴れている日はたくさん電気が使えますが、曇りや雨の日は少なくなります。

    ・同時に多くの電気製品を動かすことはできません。優先順位を決めて使うことが重要です。

    ・夜間は利用不可です。太陽の光がないと発電できないので、夜は使えません。

    ・使用方法はメーカーや製品ごとに異なるため、必ず説明書や公式サイトを確認してください。

    各社ごとの取り扱い方法⇩

    シャープ
    長州産業
    パナソニック